====================================================================== Large Vocabulary Continuous Speech Recognition Engine Julius (Rev 4.6 2020/09/02) (Rev 4.5 2019/01/02) (Rev 4.4.2 2016/09/12) (Rev 4.4 2016/08/30) (Rev 4.3.1 2014/01/15) (Rev 4.3 2013/12/25) (Rev 4.2.3 2013/06/30) (Rev 4.2.2 2012/08/01) (Rev 4.2.1 2011/12/25) (Rev 4.2 2011/05/01) (Rev 4.1.5 2010/06/04) (Rev 4.1 2008/10/03) (Rev 4.0.2 2008/05/27) (Rev 4.0 2007/12/19) (Rev 3.5.3 2006/12/29) (Rev 3.4.2 2004/04/30) (Rev 2.0 1999/02/20) (Rev 1.0 1998/02/20) Copyright (c) 1991-2020 京都大学 河原研究室 Copyright (c) 1997-2000 情報処理振興事業協会(IPA) Copyright (c) 2000-2005 奈良先端科学技術大学院大学 鹿野研究室 Copyright (c) 2005-2020 名古屋工業大学 Julius開発チーム All rights reserved ====================================================================== Julius について ================= Julius は,音声認識システムの開発・研究のためのオープンソースの高性能 な汎用大語彙連続音声認識エンジンです.数万語彙の連続音声認識を一般のPC 上でほぼ実時間で実行できます.また,高い汎用性を持ち,発音辞書や言語モ デル・音響モデルなどの音声認識の各モジュールを組み替えることで,様々な 幅広い用途に応用できます. 動作プラットフォームは Linux, Windows, iOS, Android, その他の環境です. What's new in Julius-4.6 ========================== Julius-4.6 はマイナーリリースです。主な変更点は以下のとおりです。 - DNN-HMM 計算での CUDA サポート (Linux + CUDA-8,9,10 でのみ動作確認) - 1パス文法認識の実装 - DNN-HMM で出力が log10 化されていないモデルのサポート - 特徴量正規化モードを追加:平均は入力自身、分散は固定値を使うモード - Visual Studio 2017 でのビルド全面対応 (msvc/Julius.sln) - 不具合の修正 - 修正BSDライセンスへ移行 全ての変更の詳細は同梱の Release-ja.txt をご覧ください。 UTF-8への移行について ====================== バージョン4.5以前はテキストエンコーディングとして SJISや EUC が混在していましたが、 バージョン4.5から全て UTF-8 に変換されました. バージョン4.5の時点でのテキストエンコード変換前のコードを "master-4.5-legacy" ブランチで保存してあります.4.5 リリース以前の コードから 4.5 までの差分を見る場合はそちらのブランチを checkout して ください. Julius-4.6 のファイルの構成 ============================= 00readme-ja.txt 最初に読む文書(このファイル) LICENSE.txt ライセンス条項 Release-ja.txt リリースノート/変更履歴 00readme-DNN.txt DNN-HMM の使い方説明 configure configureスクリプト configure.in Sample.jconf jconf 設定ファイルサンプル Sample.dnnconf DNN 設定ファイルのサンプル julius/ Julius ソース libjulius/ JuliusLib コアエンジンライブラリ ソース libsent/ JuliusLib 汎用ライブラリ ソース adinrec/ 録音ツール adinrec adintool/ 音声録音/送受信ツール adintool generate-ngram/ N-gram文生成ツール gramtools/ 文法作成ツール群 jcontrol/ サンプルネットワーククライアント jcontrol mkbingram/ バイナリN-gram作成ツール mkbingram mkbinhmm/ バイナリHMM作成ツール mkbinhmm mkgshmm/ GMS用音響モデル変換ツール mkgshmm mkss/ ノイズ平均スペクトル算出ツール mkss support/ 開発用スクリプト jclient-perl/ A simple perl version of module mode client plugin/ プラグインソースコードのサンプルと仕様文書 man/ マニュアル類 msvc/ Microsoft Visual Studio 2013 用ファイル dnntools/ Sample programs for dnn and vecnet client binlm2arpa/ バイナリN-gramからARPAへの変換ツール ライセンスおよび引用 ===================== Juliusのコードは modified BSD License (BSD-3-Clause License) のもとで公開されています. 上記ライセンスによる利用条件のほか、本ソフトウェアを利用して得られた知見に関して発表を行な う際には、「大語彙連続音声認識エンジン Julius」を利用したことを明記し、可能であれば 適切な参照あるいは引用を示すことを強くお勧めします.このようにしていただくことで、読者が Julius の情報へ容易にアクセスできるようになるほか、Julius の利用様態の可視化が促進され、 Juliusおよび関連ソフトウェアの今後の開発・拡張につながります. 参照は、Juliusのホームページ(https://julius.osdn.jp) あるいは GitHub のページ (https://github.com/julius-speech/julius) へリンクしてください. 文献における引用は、下記のJulius に関する論文を引用いただくか、 A. Lee, T. Kawahara and K. Shikano. "Julius --- An Open Source Real-Time Large Vocabulary Recognition Engine". In Proc. EUROSPEECH, pp.1691--1694, 2001. A. Lee and T. Kawahara. "Recent Development of Open-Source Speech Recognition Engine Julius" Asia-Pacific Signal and Information Processing Association Annual Summit and Conference (APSIPA ASC), 2009. あるいはこのソフトウェアを直接下記の要領で引用いただくか A. Lee and T. Kawahara: Julius v4.5 (2019) https://doi.org/10.5281/zenodo.2530395 あるいは両方をご使用ください. GitHub への移行について ======================== Julius のコード開発は2016年より GitHub へ移行しました.開発者向けの 最新のソースコード・各種実行キット・開発情報の公開・共有および フォーラム運営は GitHub にて行っています. Julius on GitHub https://github.com/julius-speech/julius ホームページには一般向けのお知らせやキットのリンク、日本語の情報等が 掲載されます.こちらもご活用下さい. 旧 Julius Web サイト http://julius.osdn.jp/ 連絡先 =========== Julius 開発に関するご質問・お問い合わせは主に GitHub 上で承っております. Julius on GitHub https://github.com/julius-speech/julius あるいは下記のメールアドレスまでお問い合わせ下さい ('at' を '@' に読み替えてください) julius-info at lists.sourceforge.jp 以上